ヒロイン詳細設定
デフォルト名:葵(あおい)
年齢:14歳(中学三年生)
体系:小柄で中肉中背。
外見的特徴:紫髪紫紺目。胸元までの髪を二本の三つ編みにしている。
性格:大人しく見えるが口が達者で生意気。大人ぶってるけど甘えん坊。
好きなもの:甘いもの・本(特に推理小説・歴史小説が好き)
嫌いなもの:ピーマン・辛物・子ども扱い
得意教科:国語・社会(特に歴史)
特技:弁論・綺麗な字を書くこと・直感

 本作の主人公でありヒロイン。
 有川家の長女で末っ子。
 敬語があまり得意ではないので、家では誰に対してもタメ口。
 しかし怒る時などは意識的に丁寧な言葉遣いをする。
 二人の兄と望美に囲まれて育ったため、皆の顔の造形について特筆すべき点はないよう(例外は敦盛)
 『子ども』『小さい』がNGワード。
 恋愛については奥手すぎて、自分の想いに気づいた時にはもう失恋している感じ。
 そのくせ、他人の感情には意外と聡く、お節介を焼いたりする。
 譲と望美の仲をずっと応援しているのに中々くっつかないことにやきもきしている。




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『運命の迷宮』本編の登場人物について

●望美→望美ちゃん
 『遙かなる時空の中で3』の主人公で、大団円を成し遂げた強者。
 とはいえ全員と恋愛エンディングを迎えたわけではない設定。
 皆を助けようとがむしゃらに頑張った結果という感じ。十六夜ルートも通ったことがある。
 葵が姉のように慕ってくれるのが、一人っ子なのもあって嬉しいらしい。
 譲の作ったおやつとご飯が何より好き。
「何事にも一生懸命なんだけど、ドジでお茶目で食い意地の張った、可愛い未来のお姉ちゃん♪」


●将臣→将臣お兄ちゃん・将臣兄
 望美や譲より外見・心情共に変わって帰ってきた。
 異世界に多少の未練があるようなのも含め、葵の不安の素だったりする。
 いつも軽口を叩き合っているが、実は葵が一番頼りにしている人。
「気まぐれでマイペースで自分勝手……ってほとんど同じ意味だ。でも、頼れる大好きなお兄ちゃん」


●九郎→九郎さん
 一応は葵のお相手……のはず。
 口が滑りやすいのですぐ葵と衝突する。
 ただ生真面目なだけでいい奴なので、誤解が解けた後の関係は良好。
 その代わり『からかいがいがある』という認識をされてしまってたりする。
「真っ直ぐで熱血で、いかにも武士って感じ。つまり単純で一本気な、愛すべきおバカさんってことだよ」


●ヒノエ→ヒノエ
 異世界組の中でいろんな葵の“一番”を取ってった人(一番に(敦盛と一緒だが)葵と出会い、話し、触れて、名乗り、打ち解け……等々)。
 こいつが相手じゃないのが不思議なくらいだ(作者談)
 葵をからかって遊んでばかりいるので、いつも邪険にされている。
 が、実のところ異世界組の中で一番の葵の良き理解者。
「悪ガキ大将ヒノエ! それ以外の何者でもなし」


●弁慶→弁慶
 九郎の心情には本人より聡いので、話にもやたらと絡んでくる。
 余裕ぶっているのが葵は気に入らないが、それすらも面白がっている模様。
 葵の星の一族としての力にも少し目をつけていたりする。
「なーに考えてんのかいまいち良く分かんない、いつも笑顔の大魔王。悪い人じゃないけど、さ」


●譲→譲お兄ちゃん・譲兄
 実質、あっちの世界にいた時間が現代組の中で一番短いため、葵が今一番安心する人。
 甘えさせ上手なので、いつも大人ぶってる葵も気兼ねなく甘えることができる。
 望美のことが昔から好きだが、今はまだ皆で仲良くいられたらそれでいいと思っている。
「頭が良くって料理も家事もできる、しかも運動神経も抜群な理想のお婿さん♪ 望美ちゃんもそう思わない?」


●景時→景時さん
 源氏組のおかげか朔のおかげか、ただ単に性格のおかげなのか、何とか空気にならずに済んでいる人。
 葵はリアクションが派手で面白いとか失礼なことを思っている。
 気配り上手でいつも周りのことを考えて行動してるのに、どうしてもヘタレ属性の方が目立つ。
「九郎さんのお守りして弁慶の話し相手もしてて、胃潰瘍にならないなんて尊敬しちゃうね」


●敦盛→敦盛くん
 熊野組のおかげかヒノエのおかげか、ただ単に性格のおかげなのか、何とか空気に(以下略)
 葵にはお人形さんみたいに思われている。
 女性のような外見とは裏腹に芯がしっかりしているので、いざってとき頼りになる。
「ちょー綺麗で髪の毛さらさらで市松人形みたいだよね。失礼だけど飾っておきたいなー」


●リズヴァーン→リズ先生・先生
 すぐ“空気”になりやすい人ナンバー1。
 九郎の師として話に絡めたいところだ(作者談)
 葵のことは星の一族として意識しつつ、それなりに可愛がってはいるみたい。
「学校の先生よりも落ち着いてて言葉が重くて、本当に『先生(先に生きる・尊敬できる)』って感じだよね」


●朔→朔さん
 落ち着きがあるただ一人の女性なので、皆のお姉さん的存在。
 葵を二人目の妹のように好ましく思っている。
 穏やかな空気をまとっているので相談事を持ち掛けやすい
「キレーで優しくてしっかりしてて、やり手のキャリアウーマンみたいだよね!」


●白龍→白龍
 すぐ“空気”になりやすい人ナンバー2。
 葵は外見と中身のギャップに少々戸惑い気味。
 望美に懐いているのが微笑ましいけれど、三人を異世界に呼んだ張本人と思うと複雑な気持ちらしい。
「おっきいのに一番子どもみたい。すんごく純真だからちょっと戸惑っちゃうけど、神様だってのも頷けるよ」


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